DtoDが生きているG40のHDDを手に入れたので、DtoD領域をバックアップしようと考えた。
手持ちのG40で確かめてみると、AccessIBMボタンを押したときの画面は、R40eと同様な画面。「Rescue and
Recovery」が使われていないみたいなので、R40eの時のように、fwbackupを使ってデーターの吸い出し作業が行えるのではないかと考えた。
(リカバリーファイルの中に、fwbackupがないとできないが・・・。)
※G40のDtoDのバックアップは、T42を並べてR40eの時の作業記録を参考にした。
まずはwin98の起動FDを使って、このHDDをFAT32でフォーマットする。fddからG40を起動して、[fdisk]とタイプ。大容量をサポートするでYesを選んで、領域確保画面に。約10GBを領域確保した。(すでにhddが使用されている場合は、先に領域を開放して、改めて領域を確保する必要がある。)
設定後、再起動して再びfddより起動。この10GBをフォーマットする。
※まずはバックアップ領域のために、hdd内に10GBを確保する。
次に、「AccessIBM」ボタンからリカバリをスタート。リカバリメニューが出たところで「F3」を押してdosプロンプトに入った。
※AccessIBMボタンを押してユーティリティーに入る。この画面R40eと似ている。
※リカバリーメニュー画面。ここで、[F3]を押すことで、DOSに入れる。
次に、
copy a:\fwbackup.exe c:\
copy a:\fwrestor.exe c:\
として「fwbackup.exe」と「fwrestor.exe」をCドライブにコピーした。
(この状態では、先ほどフォーマットしたドライブがCドライブになっている。Aドライブは、リカバリーするために、一時的にThinkPadが作った仮想ドライブと思われる。)
次に、ドライブをAドライブにして、
fwbackup file=c:\imgset size=620
を実行。これはかなり時間がかかるので、そのままほっといて、本日の作業は終了することに・・・。
(size=620は、分割・生成するファイルの大きさを指定する。CDに焼くことを考え、600MBぐらいを指定しておく。今回の作業ではUSB接続で、別のhddにコピーしてしまい、CDに焼かないで済ませるので、もっと大容量
に設定してもかまわないわけだが・・・。)
※DtoDのバックアップ作業。これはかなり時間がかかるので、ほっといた方がいい。
二日目は、新しい80GBにDtoD領域をリストアする作業に取り組んだ。
まずは、書き出したバックアップファイルをUSB接続で、メインノートのhddにコピーしておく。
※バックアップされたDtoD領域の内容。これを適当なフォルダに保存しておく。
次に、新しいHDDをG40に取り付けて、fdiskを実行。前回と同様に10GBを確保した。
そしてシステムformatを実行。(今度は、hddからbootしたいので、システムフォーマットにした。)
このHDDをUSB接続で、メインノートT42につなげて、保存しておいたイメージファイルを書き戻す。
ここまでできたらhddをG40に戻して、hddから起動する。そしてDOSプロンプトから、
fwrestor file=imgset
を実行する。
※G40でのDtoD復元作業。これまたかなりの時間がかかる。
この作業が終了すれば、リカバリー可能になっているはすである。
で無事、リストア作業が完了した
ので、AccessIBMボタンを押して、リカバリーを呼び出す。あとは、メッセージに従っていくだけで、リカバリーは無事完了した。
※リカバリー実行中のG40。リカバリー作業の時間はかなり短かった気がする。
これで、G40のhddは80GBになった。
同じようにG41で試したところリストア途中で失敗。このリカバリー、G41に流用することはできないみたいだ。
(試してみたところG41はR50eのリカバリーが流用できた。)
Oct. 2010 by Monkung Factory |
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