R40を無線LANマシンに


  リビングや寝室等、家のどこでもインターネットに接続できる無線LAN。一度この便利さを味わってしまうと、もう後戻りできない。よって、R40にも無線LANをつなげたいと・・・。

 そんな時、ヤフオクに出品されていたのが、「IBM ThinkPad R40 R40e G40 G41 Mini-PCI 無線カード 中古 FRU P/N:FRU:91P7261」と「IBM ThinkPad R40e 上半身 14.1インチXGA」特に液晶の方は、商品説明にはなかったが、無線LAN用のアンテナ線がついている。「渡りに船」とはこのことだ。早速落札してしまった。

 さて、落札した液晶はちょっと暗めだったので、内部確認を兼ねて、分解してみることにした。


※上側が無線LAN用のインバータ。左側にアクセスランプ用のLEDが見える。

※インバータのコネクタ形状の違い。下側が無線LAN用のインバータ。

 無線LAN搭載の上半身は、インバータが通常のものと異なる。「26P9413」と「26P8400」 その大きな理由は、無線LANのアクセスランプがインバータに配置されているためだ。インバータのコネクタ形状も異なるため、当然、液晶ケーブルも異なることになる。(まあ、アクセスランプがなくてもよければ、わざわざ手に入れる必要もないだろうが・・・。)


※無線LAN用のアンテナは左右のヒンジの上側に配置されている。

 ちなみに液晶ユニットは、無線LAN搭載のR40eがLG製「HT14X14」、R40がSamsung製「LTN141XF」を搭載していた。 (今回導入したR40eの液晶の照度がちょっと暗い気がしたので、LG製の代わりにSamsung製を導入。液晶ユニットの交換は何の問題もなかった。)

 アンテナ線の引き回しは、液晶ケーブルと一緒に、本体側の液晶コネクタ近くまでもってきて、CPUファンとコネクタの間にある穴から、miniPCIスロットに配線した。そして、アンテナ線の色やついているラベルを確認して、無線LANカードに取り付けた。(ちなみに白アンテナがMAIN、黒アンテナがAUXになるように配線する)


※アンテナ線は、CPUファンと液晶コネクタとの間の穴からminiPCIスロットに配線する。

※AUXに黒いアンテナ線をMAINに白いアンテナ線を配線。表示があるので簡単。

 ドライバはLenovoのサイトから、「IBM ThinkPad IBM High Rate Wireless LAN Mini PCI コンボカード IBM High Rate Wireless LAN Mini PCI アダプター III用ドライバー」をDLして導入した。


※やっぱりアンテナ線あると(当たり前ですが)受信状態も良くなります。

※無線LANを介して、無事、インターネットに接続できるようになった。

 これで無事に無線LANマシンにすることができた。ネット接続も問題なく、感度・動作速度も申し分ない。

 こうなると、他のR40やR40eにも無線LANを導入したくなる。アンテナ線は、A30から取り外したものと、R31のものが余っているので、これらを使ってなんとかR40やR40eを無線LAN化できないだろうか?

Jan.2009 by Monkung Factory

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